固定残業代込みの基本給を見直したいときに便利なエクセルを公開します!
固定残業代(みなし残業代)を時給換算して、最低賃金を下回っていないか自動チェックできるエクセルツールを無料で公開しています。人事労務担当者や経営者の方が基本給設定時に活用できる実用的なツールです。
エクセルダウンロードはこちらから
このツールでできること
- 固定残業代を含む基本給の自動計算
- 時給換算による最低賃金チェック
- 複数社員の一括計算
- 端数処理の柔軟な設定(1円/10円/100円単位)
固定残業代制度を導入・運用している企業では、法定労働時間を超える残業に対して適切な割増賃金を支払う必要があります。本ツールを使えば、基本給設定時に固定残業代部分と通常賃金部分を明確に区別し、法違反のリスクを事前に回避することが期待できます。
使い方(5ステップで簡単)
1. 事前設定欄を入力
設定エリアに企業の所在地都道府県を入力します。
2. 1日の所定労働時間と月の所定労働日数を入力
残業時間を除いた所定労働時間を入力してください。
3. 固定残業の対象時間を入力
固定残業として設定している時間数を入力します。
- 例:固定残業30時間の場合→「30」と入力
4. 固定残業代込の月給額を入力
固定残業代と基本給等、固定的な月給額を入力します。
- 例:基本給25万円、職務手当1万円、通勤手当2万円の場合→基本給と職務手当を合算した「260000」と入力
5. 【任意】適用年度、残業割増率、端数処理を設定
適用年度・普通残業割増率・端数処理に指定がある場合は設定をおこなってください。
固定残業代制度とは
固定残業代制度では、実際の残業時間にかかわらず、事前に定めた一定の残業代を毎月支給します。「みなし残業」「定額残業」とも呼ばれます。
固定残業代制度の注意点
- 超過分の支払い義務:固定残業時間を超えた場合、超過分の賃金を割増して支払う必要があります
- 明示義務:労働契約書や就業規則に固定残業時間と金額を明記する必要があります
- 最低賃金の確保:固定残業代を除いた基本給部分が最低賃金を下回らないよう注意が必要です
エクセルシートのカスタマイズについて
本エクセルファイルはシートの保護を設定していますが、パスワードは設けていません。そのため、自社の運用に合わせて自由に保護解除・数式変更が可能です。
そのままの再配布はお控えください
こんな方におすすめ
- 固定残業代込の基本給を提示されて時給額を確認したい方
- 既存の固定残業代設定が最低賃金を満たしているか確認したい方
- 採用時の給与条件を検討する際に時給換算を確認したい方
- 固定残業代制度の導入を検討している企業の経営者・人事担当者
- 複数の社員の固定残業代を一括管理したい労務担当者
よくある質問(FAQ)
Q: 固定残業代と基本給はどう分けるべきですか?
A: 手当型として基本給と明確に区別して表示する方法がトラブル回避のためには推奨されます。
Q: 固定残業時間を超えた場合の計算方法は?
A: 固定残業時間を超えた分については、通常の割増率(25%以上)を適用して追加で支払う必要があります。
Q: このツールはマクロを使用していますか?
A: いいえ、マクロは使用していません。Excelの関数のみで動作するため、セキュリティの心配なくご利用いただけます。
まとめ
固定残業代制度は、適切に運用すれば給与計算の効率化につながりますが、最低賃金法違反や労働基準法違反のリスクもあります。本ツールを活用して、法令遵守しながら効率的な給与設定を実現してください。
無料ダウンロードはこちらから可能です。ぜひご活用ください。